FXのチャートの見方

一目均衡表の見方と使い方

一目均衡表の見方と使い方
出典:Tradingview-BTCJPY

【元トレーダーが解説】暗号資産を一目均衡表で分析しよう

Ichimoku 1


上記はGMOコインのBTCJPYの日足チャートです。GMOコインはTradingViewを採用しており、テクニカル指標が豊富に揃っているためとてもテクニカル分析が行いやすい暗号資産取引所なのでおすすめできる取引所の一つです。

Ichimoku 2


上図チャートはこの転換線と基準線のみを太いラインで示したもので、2つの相場の転換点を丸印で示しています。このようなところでトレンドを判断するようになります。

先行スパン1と先行スパン2

Ichimoku 3


上図は雲と先行スパン1、先行スパン2を表しています。2つのラインの間の空間が雲となります。

②一目均衡表のみではなく併用してトレード判断を

Ichimoku 4


上図は一目均衡表とMACDを組み合わせたチャートです。5月末頃を見ると、ローソク足が緩やかに上昇しているものの、MACDは切り下がっており、強気の勢いが低下していることがわかります。このようにテクニカルを併用することによって、複合的に相場を判断することができるようになります。

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage 一目均衡表の見方と使い方 Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12

一目均衡表は世界が認めた日本発の分析手法。
いつ、いくらで取引すればいいかがわかる!?

「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」 は、都新聞(現在の東京新聞)の記者で株式評論家だった細田悟一氏が考案した、日本を代表するテクニカル指標です。「新東転換線」という名前で発表されましたが、のちに細田氏が評論活動で「一目山人(いちもくさんじん)」というペンネームを使っていたことから、「一目均衡表」として世に知られるようになりました。今では「Ichimoku Kinko Hyo」として、海外の投資家にも愛用されています。

一目均衡表の例

一般的なテクニカル指標と違う大きな特徴は、一目均衡表は相場における「時間」をもっとも大切にしているという点です。価格は需給やニュースなどのたくさんの材料で動きますが、価格が変われば材料の影響力も変わってきますし、材料がどのぐらいの値幅を形成するかを予測することは困難です。

でも、時間は1分なら1分、1日なら1日で絶対に変わりません。一目均衡表はそこに重点を置いて、いつ、いくらになれば売ったり買ったりすればいいかを、明確に教えてくれるものとして考案されたと伝わっています。

一目均衡表を構成する5つの要素

一目均衡表は、ローソク足のチャート上に「転換線」「基準線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」の5つの線を描写して、それぞれの関係や価格との位置から相場を分析するのが、もっともオーソドックスな手法です。

【一目均衡表の構成する5つの要素】

一目均衡表のチャート

一目均衡表を構成する要素の中で、重要度が高いと言われているのが基準線です。当日を含めた過去26日間の値幅の中間値で、その名のとおり、相場そのものの基準値と位置づけられます。

もっとも単純な使い方に、価格との位置関係を見る方法があります。価格が基準線の上で推移していれば今の相場は強く、価格が基準線の下で推移していれば今の相場は弱いと捉えます。

一目均衡表・基準線の見方

転換線と基準線の位置関係

転換線が基準線を上回って推移していれば強い相場、転換線が基準線を下回って推移していれば弱い相場と捉えます。転換線が基準線を下から上に突き抜けることを「好転」、上から下に突き抜けることを「逆転」と呼んで、好転や逆転が発生したポイントを売買シグナルに用いる方法が知られています。転換線が基準線を下から上に抜けたら買う、上から下に抜けたら売るというやり方です。

一目均衡表・転換線と基準線の見方

雲の厚みや価格との位置関係

先行スパン1と先行スパン2の価格差を視覚的にわかりやすく表した雲の部分も、相場の状況を判断する材料になります。先行スパン同士の位置関係は、過去の価格の動きに応じて上下が入れ替わります。基本的には、相場が上昇トレンドのときは「先行スパン1>先行スパン2」、相場が下降トレンドのときは「先行スパン1<先行スパン2」となりますが、この位置関係はあまり重視されません。大事なのは、価格との位置関係や雲の厚みです。

一目均衡表・先行スパンの見方

※先行スパン1と先行スパン2のみを表示
※チャートの右側部分を省略しているため、当日を含む26日先までの雲の推移は表示せず
(出所:サクソバンク証券)

基本は、価格が雲の上で推移していれば強い相場、雲の下で推移していれば弱い相場と捉えます。

また、雲の厚みは抵抗の強さを表していて、雲が厚ければ厚いほど、価格が雲の中を通り抜けにくく、サポートやレジスタンスとして機能することが多いと考えられています。先行スパン1と先行スパン2が交わって、雲の厚みがなくなっているポイントは「ねじれ」と呼びます。

そして、価格が雲を下から上へ抜けた「好転」、上から下へ抜けた「逆転」は、雲が厚いほど相場に強いパワーがあった証となり、有効な売買シグナルとして活用できます。雲は価格に対してだけではなく、遅行スパンに対してもサポートやレジスタンスの役割を果たすと言われています。

遅行スパン

遅行スパンの算出に使われる26という期間は、一目均衡表の時間論で用いられる「基本数値」という概念の中に含まれる数の1つです。基準線の算出期間も26ですし、転換線の9も基本数値の1つです。先行スパン2の算出に適用される52は、26の倍数です。一目均衡表の多くが、基本数値をベースに考えられています。そして、一目山人は遅行スパンを、非常に重要な線と位置づけています。

一目均衡表・遅行スパンの見方

基本的には、遅行スパンがローソク足の上で推移していれば相場が強く、ローソク足の下で推移していれば相場が弱いと捉えます。遅行スパンがローソク足を下から上に突き抜けたら「好転」で買い、上から下に突き抜けたら「逆転」で売りと、売買シグナルとしても活用されます。

三役好転・三役逆転

一目均衡表には、「転換線と基準線の位置関係」、「雲と価格の位置関係」、「遅行スパンと価格の位置関係」のそれぞれに、好転と逆転の売買シグナルが存在します。個別の好転と逆転も、売買シグナルとして機能しますが、すべてが好転していて相場が非常に強い状態の「三役好転」、すべてが逆転していて相場が非常に弱い状態の「三役逆転」を、特に有効性の高いサインとしてトレードに用います。

マネープラネット

一目均衡表とは何? FXでの基本的な使い方と取引へ活かす方法

一目均衡について

引用元:FXブロードネット

一目均衡表は5つの線で描かれ、他のテクニカル指標と違い唯一 ローソク足(価格)の先に 線が表示されています。

冒頭でも述べたように、一目均衡表は一目山人(細田吾一)氏が考案し、発表した純国産のテクニカル指標になります。一目均衡表は「波動」「時間」「水準」を総合的に取り入れた指標で、相場のバランスを 視覚的にも捉えやすい 事から多くのFXトレーダーから親しまれています。

一目均衡表の5つで構成された線の見方

一目均衡表の見方

  1. 基準線(赤線)
  2. 転換線(緑線)
  3. 先行スパン1(オレンジ線)
  4. 先行スパン2(青線)
  5. 遅行スパン(ピンク線)

「基準線」は最も基準になる線

基準線

基準線は一目均衡表を見るうえで 最も基準になる線 で、過去26日間の高値と安値の中間である半値の値になります。

その移動平均線の特徴と同じように、 価格が一目均衡表の基準線付近に近くなると反発する動き を見せたりします。

「転換線」は分析の基礎になる線

転換線

転換線は一目均衡表の5つの線の中で最も価格に反応するのが早く、 分析の基礎となる線 とも言われています。

転換線が基準線を上抜ける、あるいは下抜けるといった2本以上移動平均線を表示させることで起こるゴールデンクロス・デットクロスも、一目均衡表の転換線と基準線の2本の線を使うことで売買サインとして判断することが可能になります。

「先行スパン1」は買い勢力を表す未来に描かれる線

先行スパン1

価格の先に表示されるため、視覚的に捉えやすく、買い勢と売り勢のどちらが優勢なのかひと目で分かるほか、 先行スパン1が先行スパン2の上に位置している場合には買い(ロング)が優勢で、先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分であるの色も上にある先行スパン1の色に合わせて表示 されます。

「先行スパン2」は売り勢力を表す未来に描かれる線

先行スパン2

26日先に先行して表示されますが、 先行スパン1とは違い、過去52日間の高値と安値の半分の値が先行スパン2 になります。

価格の先に表示されるため、視覚的に捉えやすく、買い勢と売り勢のどちらが優勢なのかひと目で分かるほか、 一目均衡表の見方と使い方 先行スパン2が先行スパン1の上に位置している場合には売り(ショート)が優勢で、先行スパン2と先行スパン1の隙間である雲の色も上にある先行スパン2の色に合わせて表示 されます。

「遅行スパン(遅行線)」は26日前の売買結果

遅行スパン

遅行線は至って単純で、 当日を含めた26日前の価格を遡って描いたもの です。

簡単にいえば、 26日前の投資達の損益がひと目で分かる判断材料 ということになります。

遅行スパンが為替レートを抜いた場合を「 上昇好転 (買い)」逆に下回った場合には「 下降逆転 (売り)」と判断することもできます。

一目均衡表の計算式と設定

一目均衡表の見方と使い方
基準線 過去26日間の高値と安値の平均値(半値)『(26日分高値+26日分安値)÷2』
転換線 過去9日間の高値と安値の平均値(半値)『(9日分高値+9日分安値)÷2』
先行スパン1 基準線と転換線の中値を26日先行して表示
先行スパン2 52日間の高値と安値を平均化して26日先行して表示
遅行スパン(遅行線) 当日の終値を26日遡って表示
先行スパンの間に表示され、抵抗と値動きの大きさを表示

また、上記の図のように一覧で確認してみると気づくと思いますが、一目均衡表は半値が重要性を帯びて考えられています。設定についても数値はきちんと理由があって決められているため、変更することはオススメしません。

一目均衡表の使い方

一目均衡表の使い方

基準線と転換線のクロスによる売買サイン

一目均衡表の使い方

移動平均線の使い方でゴールデンクロス・デットクロスという売買サインとを紹介しましたが、一目均衡表の 「 転換線 」と「 基準線 」は、簡単にいえば期間が短い移動平均線と期間が長い移動平均線 なため、同じように売買サインとして使うことができます。

ローソク足が抵抗線(雲)を上抜けた・下抜けたとき

一目均衡表の雲

価格(一目均衡表の見方と使い方 ローソク足)が、先行スパン1と先行スパン2の隙間である「 雲 」を上抜けた、あるいは下抜けた場合も強い買いや売りのサインとして知られています。

あくまで、 雲を上抜けた・下抜けた場合の売買サインは基本 ということを理解しておきましょう。

遅行スパンがローソク足を上抜けた・下抜けたとき

遅行スパン

上記画像ではピンクの螺旋が遅行スパンになりますが、遅行スパンは 「買い」か「売り」かのタイミングを計る場合 に使います。

また、売買タイミング計る方法は上記と同じで遅行線が価格を上抜いた場合を「 好転 」と呼び、買いのタイミングだと判断します。逆に遅行線が価格を下抜けた場合には「 逆転 一目均衡表の見方と使い方 」と言い、売りのタイミングだと一目均衡表では判断して使われます。

一目均衡表で強い「買い」「売り」サイン

一目均衡表の相場確認方法

一目均衡表は他にテクニカル指標同様、売買サインが発生することはもちろんですが、何より他と異なるところが相場状況を把握する方法に長けている点です。

転換線と基準線は移動平均線と同じ役割になるので、基準線と転換線の代わりに移動平均線を表示させている投資家もいますが、それでも値動きの状況を把握して予測するに適した指標として5つの線がワンセットになっているのは、 万能型の指標だ といえるでしょう。

強い上昇トレンド? 買いシグナルを表す「三役好転」

「三役好転」はその名前の通り、3つの条件から成り立つ 一目均衡表の見方と使い方 一目均衡表が表す強い上昇の兆しを見せるチャートパターン であり、 買いシグナル でもあります。

  1. 転換線が基準線を上回っている
  2. 遅行スパンがローソク足(価格)より上に位置している
  3. 現在の価格が抵抗線(雲)を上回る

以上3つの条件が揃うことを一目均衡表では「三役好転」と呼び、強い買いのシグナルと考えられています。簡単にいってしまえば、 一目均衡表で表示されている線がすべて買い優勢を表している状態 です。

一目均衡表で利益を出すコツ|概要から売買ポイントまで徹底解説

一目均衡表

一目均衡表とは

出典:Tradingview-BTCJPY

一目均衡表は相場における 買いと売りのバランス を示した指標です。主に トレンドの転換点の見極め売買ポイントを探る ために活用します。

時間論波動論値幅観測論という3つの理論が指標の考え方のベースとなっており、昭和初期に都新聞社の商況部部長だった細田悟一氏が中心となり作成されました。

1-2. 6つの構成要素の見方と計算式

一目均衡表は、大きく分けて 6つの要素 で構成されています。以下は実際のチャート画像と6つの要素を解説したものです。

一目均衡表の見方出典:Tradingview-BTCJPY

一目均衡表の見方と使い方
要素 概要・計算式 主な役割・考え方
基準線(茶) (26日間の最高値+26日間の最安値)÷2 長期的な相場の方向感を示す
転換線(青) (9日間の最高値+9日間の最安値)÷2 短期的な相場の方向感を示す
先行スパン1(緑) (基準線+転換線)÷2を26日先行させたライン雲の形成
先行スパン2(ピンク) (52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を26日先行させたライン 雲の形成
遅行スパン(深緑) 当日終値を26日遅行させたライン 売買タイミングの見極め
先行スパン1と2で囲われた部分 サポートやレジスタンスとなる価格帯

相場の方向感を示す「基準線」と「転換線」

基準線と転換線は、 相場の方向感を示す線 と言うこともできます。基準線は長期、転換線は短期の移動平均線に近い性質の役割を担っています。

売買タイミングの見極めに使う「遅行スパン」

遅行スパンは26日遅行させたラインとなり、主に 売買タイミングの見極め で活用することが可能です。

考案者である細田悟一氏は、一目均衡表の中でも遅行スパンが最も重要な線だと考えていたと言われています。

サポートやレジスタンスの価格帯を示す「雲」

2つの先行スパンに囲われた所は「」と呼ばれており、一目均衡表の中でも重要なポイントの1つです。雲は相場において、 どの価格帯がサポートやレジスタンスとなっているか を把握することに役立てることが可能です。

一目均衡表の見方と使い方
雲が発生している価格帯 相場のトレンド
実際価格より雲が上 レジスタンス 下落
実際価格より雲が下 サポート 上昇

雲が発生している価格帯が実際の価格より高ければ、その価格帯で押し返されるレジスタンスとなります。また、この場合相場は下落相場にあると考えられています。

一目均衡表での下落判断ポイントとレジスタンス

出典:Tradingview-BTCJPY

一方で、雲が発生している価格帯が実際の価格より低ければ、その価格帯より下落しないサポートになると考えることが可能です。また、この場合相場は上昇相場にあると考えられています。

一目均衡表での上昇判断ポイントとサポート

出典:Tradingview-BTCJPY

また、 先行スパンがねじれて交差するタイミング は、上昇であれば下落、下落であれば上昇と、 相場の転換点 になる傾向があります。

2. 一目均衡表の使い方・売買ポイント

2-1. 基準線と転換線の交差したタイミング

1つ目の売買ポイントとして挙げられるのが、 基準線と転換線が交差 したタイミングです。この場合、以下の2つのパターンが考えられます。

基準線と転換線の交差したタイミング

  • 転換線が基準線を上回ったら買い
  • 転換線が基準線を下回ったら売り

基準線と転換線は移動平均線と似た役割を備えています。上記の2つのパターンも、短期と長期の移動平均線を使った代表的な売買サインとなるゴールデンクロスやデッドクロスに近いものと言えるでしょう。

2-2. 遅行スパンと価格が交差したタイミング

2つ目の売買ポイントとして挙げられるのが、 遅行スパンと26日前の相場が交差 したタイミングです。この場合、以下の2つのパターンが考えられます。

遅行スパンと価格が交差したタイミング

  • 遅行スパンが26日前の相場を上抜けしたら買い
  • 遅行スパンが26日前の相場を下抜けしたら売り

上記の2つのパターンは、遅行スパンから考えられる売買ポイントです。発生したタイミングでは 相場が転換する可能性が高まる ので、覚えておきましょう。

2-3. 三役好転(三役逆転)発生時

3つ目の売買ポイントとしては、価格の上昇が期待できる 三役好転 と下落が見込める 三役逆転 が発生したタイミングです。一目均衡表を使い判断できる売買ポイントとしては、 最も信頼性が高いもの に分類されます。

「三役好転」の発生条件

  • 転換線が基準線を超えている
  • ローソク足が雲より上にある
  • 遅行線がローソク足より上にある

この条件が揃うと強い上昇圧力が働く傾向があり、価格の上昇が見込めます。そのため、買いの機会の1つと考えることが可能です。

一目均衡表の三役好転

出典:Tradingview-BTCJPY

下落が見込める三役逆転の発生条件

「三役逆転」の発生条件

  • 転換線が基準線を下回っている
  • ローソク足が雲より下にある
  • 遅行線がローソク足より下にある

この条件が揃うと下落圧力が強くなる傾向があり、価格の下落が見込めます。そのため、売りの機会の1つとして考えることが可能です。

一目均衡表の三役逆転

出典:Tradingview-BTCJPY

3. 一目均衡表のQ&A

3-1. ローソク足の表示期間の設定は?

一目均衡表では、ローソク足の表示期間の設定に 一目均衡表の見方と使い方 決まりはありません 。ただし、考案者である細田悟一氏は日足での利用を推奨していると言われています。

3-2. 基準線・転換線・先行スパンの期間の設定は?

基準線、転換線、先行スパンの設定は変更することもできますが、基本的には一目均衡表で 定められている期間の設定で良いでしょう

実際に、ほとんどのチャートツールでは一目均衡表で定められている数値で初期設定されています。たとえば、チャートツールのTradingviewでは、基準線が26日、転換線が9日、遅行スパンが26日、先行スパン2が52日となっています。

一目でトレンドがわかる!?一目均衡表の活用方法はこれだ!

一目均衡表アイキャッチ-min

一目均衡表

一目均衡表はローソク足のチャートとともに5本の線と「雲」で構成されています。 5本の線とは、基準線転換線先行スパン1先行スパン2遅行スパンと呼ばれるものです。 「雲」とは、先行スパン1の線と先行スパン2の線に挟まれた範囲を指します。

ではここで、一目均衡表を構成する5本の線と雲について簡単に説明していきます。 それぞれの計算式などは以下の通りです。

一目均衡表の見方と使い方 一目均衡表の見方と使い方
基準線 (当日を含む過去 一目均衡表の見方と使い方 一目均衡表の見方と使い方 26 日分の最高値+最安値)÷2
転換線 (当日を含む過去 9 日分の最高値+最安値)÷2
先行スパン1 (基準線+転換線)÷2を当日含む 26 日先行した線
先行スパン2 (当日を含む過去 52 日分の最高値+最安値)÷2を当日含む 26 日間先行した線
遅行スパン 当日の終値を当日含んだ 26 日分遅れた線
先行スパン1と先行スパン2の間の領域

一目均衡表の活用方法

転換線と基準線 のクロス

基準線は過去 26 日分の値動き幅の中心値であり、転換線は過去 9 日分の値動き幅の中心値です。 転換線のほうが当日に近い短期間のものなので、転換線が基準線を超えて上に表れた時はトレンドが上昇しているというサインになります。

両線がクロスしたポイントは「好転」といい、買いのサインです。 転換線が基準線とクロスして下に抜けた時は「逆転」といい、売りのサインです。 移動平均線でいわれる「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」によく似ています。

「雲」は先行スパン1と先行スパン2の間の価格帯で、空に雲がたなびいているように見える部分ですね。 先行スパン1と先行スパン2の2本の線に挟まれた領域である「雲」が意味するものは「抵抗帯」です。

ローソク足が雲の上にある時は強気相場であり、雲は「下値支持線」(サポートライン)となります。 ローソク足が雲の下にある時は弱気相場であり、雲は「上値抵抗線」(レジスタンスライン)となります。

一目均衡表 雲-min

ローソク足が雲の上にある時は強気相場か! その他にも一目均衡表の雲はいろんなことを教えてくれるんですね!

遅行スパン (遅行線)

遅行スパンとは当日の終値を、26日間過去にさかのぼって記したものです。 遅行スパンがローソク足より上にあると強気相場であり、下にあると弱気相場です。 遅行スパンがローソク足とクロスして上抜けると「買い」のサイン、下抜けると「売り」のサインとなります。

一目均衡表を読み解くうえで、この遅行スパンを「絶対にないがしろにしてはいけない」と考案者の細田氏は語っています。 一目均衡表の見方と使い方 氏は、26日間を一番重要なサイクルと見ており、遅行スパンは一サイクル前の価格と当日の価格を比較する意図があるようです。 そして現在の終値が一サイクル前の終値を上回ったら、そこから強気相場になるとみなしているのです。

三役好転・三役逆転は最強シグナル

ここで、一目均衡表において最も強い相場転換サインといわれる「三役好転」「三役逆転」をご紹介しましょう。 三役という3つの条件が揃うことにより、より強固な売買のサインが出来上がります。

「買い」の三役好転

「三役好転」が成立すると買いの最強サインになります。 三役好転となるための 3 つの条件とは以下のものです。

一目均衡表の三役好転

「売り」の三役逆転

「三役逆転」が成立すると売りの最強サインになります。 三役逆転となるための 3 つの条件とは以下のものです。

一目均衡表の三役逆転

三役好転・三役逆転いずれも、3つの条件が揃うことはなかなか難しいので、 2 つ揃った時点でエントリーして残りのひとつの条件が整うまで準備をしておくこともおすすめです。 また、遅行スパンがローソク足と雲から上抜けているかなど、他のサインもあわせてチェックしておきましょう。 日足で三役好転したなら、 1 時間足に落としても三役が達成されるか見てみましょう。

一目均衡表の注意点

とても便利そうな一目均衡表ですが、使うときに注意すべきこともあります。 一目均衡表は、大きな流れを掴むときには一目でわかって便利ですが、 売り買いのポイントを知るのが遅れがち になるというのが欠点です。

また一目均衡表は、 レンジ相場でダマシになりやすい という欠点もあります。 レンジ相場になると基準線と転換線のクロスが頻発しますが、実際にはトレンドの転換にならないというダマシになることがよくあります。 一目均衡表は日足で見ることを前提に作られているので、それより短い1時間足や1分足などの足の場合は、よりダマシが多く発生してしまうのです。

あわせて使いたいテクニカル指標

MACD とは短期と中長期の 2 本の移動平均線による分析法です。

一目均衡表とMACD

スーパーボリンジャーとスパンモデル

スーパーボリンジャーとスパンモデルどちらにも一目均衡表がアレンジされて使われており、一目均衡表のデメリットを緩和したものとなっています。 スーパーボリンジャーとスパンモデルはこれまた日本人が考案したテクニカル分析法です。 考案者の柾木利彦氏は為替ディーラーの経歴を持つ、現代に生きる相場分析家です。

スーパーボリンジャー&スパンモデル

一目均衡表が使える FX 会社

一目均衡表は線がたくさんあり、かつ計算式が複雑なので、普通に作成することはとても困難です。 エクセルで表を作ることもできますが、 FX 会社が提供しているツールを使うことができれば手っ取り早いですよね。 そこで、ここでは一目均衡表が使える FX 会社をご紹介します。

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